大宮部屋の大宮です。お世話になっております。
2025年は2月から8月にかけて事情により大きめのブランクを作ってしまったにもかかわらず、当時からテンションはわりと変な感じだったので、今シーズンはフル2本・ハーフ3本の合計5レースに申し込みました。
11月3日のぐんまマラソンは記事化済ですので、その後から今日までのハーフ3回について書きたいと思います。
第45回 群馬サファリ富岡マラソン
この大会は2年前に私が初めて市民ランナーとして出たレースです。当時は10kmの部だったのですが、コースが楽しかったのもあり「次はハーフで帰ってくる!」との決意を満たした形になりました。
1年前は関西の三田遠征だったので富岡出られなかったのです。
さて今回は私の影響で走り始めた知人Kさんのハーフデビュー戦。10km走は3月に一緒に走ってるし、他のレースにも10kmの部には出てる人なのだけど、ハーフはやはり性質が違います。
当日はだいぶ緊張していたようで、色々と聞かれます。なんなら普段からやたらと色々聞かれます。当方も素人なのであまり責任のあることは言えません。怪我しないようにしましょうとか無理しないようにしましょうとか、痛ければ休んで少し長引いてるなら整形外科に行きましょうとか、足に合ったシューズ履きましょうとか、そんぐらい。
だってねえ、我らファンランの市民ランナー、自分の体や『今の自分の体(どの程度どこの筋肉が足りてるとか足りてないとか!)』に合った走りなんて、個人差大きくて当たり前ですからね。
なんならもっともっと速い人ですらめっちゃ変な走り方してたりする。
さて、サファリパークの駐車場から送迎バスで会場へ。前日の雨は上がって、路面はウェットながら当日は降水なし。でも寒い!
寒いけど! なんと! 更衣室に暖房が効いてました! ありがとう富岡! 暖房最高! スタートまで寒気をどうやり過ごそうか本当に心配だったんです。
参加者が少ないのでスタートロスはわずか7秒。道も本当に最初のところ以外は混むことなく、スムーズな滑り出しでした。
私はいつも通り、序盤に心拍を上げすぎたくないのでゆっくり目に入って、台地の上に上がるまではぐっと抑える作戦です。
イーブンペースが合ってる人や、いけるところまで飛ばすみたいな人も多いので、他の人の作戦にけちをつける気は全くないのですけど
「いま先に行ってる人たち、この人たちのうち少なくとも半分以上を後半でまくる!」
という気持ちで、いま抑えて走る自分を肯定し、後半が苦しい時間ではなく楽しい時間に変わるよう、自己暗示に使わせてもらっています。
今回のコースは、2年前に経験した10km走とコースが一部重複していることもあって、記憶を頼りに作戦を組んだのですが、6~9km地点あたりの徐々に斜度が上がっていく登り坂、ここがつらいはずだと思っていたゾーンが意外と大したことなくて、記憶のせいで抑えすぎてしまった感がありました。
2年の間に自分の走りが強くなってたということですねこれは。
走っている最中ものすごく寒くて、強風こそなかったものの、山間の住宅地に冷気がひんやりと溜まっている感じでした。暑いよりはマシとはいえ、これはこれで堪えます。ネックウォーマーは大正解でした。
10km過ぎから飛ばし始めて、14km地点でKさんに追いつきました。正直、もっと早く追いつくと思っていたので、凄いなと思う。
抜くときに声をかけたら「バテました」と返ってきました。うん、わかる。ここアップダウンすごいし、未知の距離ってそうなるよね。
私は、最後の7kmは確か高低図では楽だったはずと思って安心してスパートです。
楽だったはずというのは気のせいでした。しっかり見ていれば読み取れたはずだったのだけど、一番の難所は過ぎても平坦な場所は少なく、意外と細かくも厳しい高低差が残ってたのです。
結局は、平地だったら出せたのかもしれなかったなあという速度をことごとくの場面で発揮できず。昨年の三田で出したPBをギリギリ更新できずに終わりました。
ちなみにKさんはその後失速してしまったようで相当悔しがっていました。
いやでも初ハーフで時間制限とか余裕でクリアしてて凄いのではと思ったのだけど、やっぱり終盤に力尽きたり、歩いてしまった場面があると、心に残るんですよね(地獄のかすみがうら2024が脳裏に)
地元で頑張る感。参加者はほどほどでも知名度は実は高い。
なかなかの高低差
富岡マラソン名物、すき焼きセット(肉を除く)
さて今回を通じて痛感したことがありまして、私の使ってるガーミンの性能の問題です。なんとこいつ、衛星1個しか掴まないらしい。
街路樹の多い公園でなんとなくそんな気はしていて、今回の富岡も最初は大会の方が距離をきっちり測れてなかったのかなと思ってたのですが、走行経路をよくよく見てみるとスタートから計測開始までの間、衛星を掴めない区間があって、それで距離不足になってました。
スタート地点で衛星を掴んでいない…上位機種を持っている人の記録を見たらきっちり距離出てたので、これは時計の問題かと。そんなわけで、次のセールを待って買い替えの決意に至るのでした。
自分の走りがより細かく数値化されるのはオタク的にも楽しいので。
東京・赤羽ハーフマラソン
年は明けて1月18日。荒川河川敷の野球場をスタートして堤防や河川敷を走る陸連公認コースです。
同じコースは他の色んな大会でも使われていて、よく混同されたり、間違ってエントリーとかされるらしい。私も間違ってないか何度も確認しました。
前の週にやっていた東京ニューイヤーハーフマラソンはものすごく盛り上がってたのですけど、今回はそこまででもなく。でもまあ東京は人間が来訪しやすかったり、人間がそもそも多いので、やっぱり人は多かったです。
荒川今回は一人遠征。最寄駅まで車で、そこから電車に乗って、走り終わったらさっさと返ってくるプラン。もう公認コースに記録を残しに行くだけみたいな感覚で行きました。
マラソン大会特有のお祭り感はあまりないけれど、競技会的な雰囲気に加えて、運営もしっかりしてて、やっぱりなんだかんだで楽しめました。
コースはほとんど高低差なく、行って帰るだけの折り返しルート。3ウェーブにスタートを分けてくれていた(私は第2ウェーブ)ので、スタート時以外は混雑で困ることもあまりありませんでした。
先頭の陸連公認の人たちは大学生の選手がたくさん居ました。国士舘の人たちとかが来てたかな? そんで、今回参加しないチームメイトと思われる若い人たちや、あるいは高校生っぽい人たちが、給水所でコップに水入れたり、励ましの声かけしてくれたりしました。
住宅地や沿道から応援されるのも楽しいけど、これはこれで楽しい!
給水所で「俺多分、今日一日で『コップに水を入れる能力』が相当上がったぜ」とかチームメイトに話してる子を見て、面白くなってました。
目標タイムは110分。平均ペースは5分12秒ということになります。
風は弱かったので無視しても大丈夫なぐらいではあったけど、一応後半が追い風で、これも私のスタイルに合ってます。
序盤を5分25秒~5分30秒に抑え、8kmあたりから少しずつ上げて、折り返してからは4分台をキープして、最後の3kmは余力があればさらに上げる、というプランにしました。
スタート後、やっぱりいつものように先へ行く人がたくさん。
「いま先に行ってる人たち、この人たちのうち少なくとも半分以上を後半でまくる!」
この気持ちでプラン通りの走りをやっていきます。富岡の時よりペースはだいぶ速いけど。
7km地点で折り返してきた先頭の選手とすれ違いました。さすがに速いですね。
えっ、というか速すぎない?
7km地点での私のタイムはスタートロス込みで38分41秒(キロ5分30秒弱)。先頭の選手はスタートロス0だろうから、残り7km地点つまりおよそ14.1kmを同じタイムで走っていることに。キロ2分45秒!? 57分台でゴール!? 日本記録より速い!?
と思ったのですが、ウェーブスタートだったので、前の人たちは5分早くスタートしているのでした。いま計算するとキロ3分6秒のペースですね。普通に人間離れした人間のタイムだった。優勝タイムは1時間3分台だったので、あそこからさらに後続をぶっちぎってたのか。
速い人のことはおいといて。
私の方はというと
結果、最後のスパートはできなかったけれど、おおむねプラン通りに走れました。

終盤粘れてる!スタートロスが77秒で、グロスタイムが1時間50分40秒。ネットタイムは1時間49分33秒です。公式記録になるのはグロスの方ではあるのだけど、ただの市民ランナーなのでそこは厳密に考えずともいいやということで、ハーフ110分切り達成ということで。
達成感はあったのですが、めちゃくちゃ体力使ってへとへとだったので、とにかく何か食べて早く帰ろうと思って駅へ向かいました。
迷子になりました。
ふらふらすぎるやろ。いや、方向音痴は元からか。
OK横町を通り抜けてるとき、「さっき走ってきました」みたいな格好のままテラス席でぐびぐび飲んでる人たちを見て、いやあ元気だなあと。
私は元気ではないので、酒類と縁遠い感じの飲食店へ向かわねばと歩いていきました。駅近のビルに入っている飲食店、全ての店に行列ができていました。
そう、お昼時のうえ、ここは東京です。人間が多すぎる。
諦めてコンビニで大きめのおにぎりを買い、グリーン車に乗って栄養リカバリーという形になりました。これはこれで優雅で良いですね。
買ったことのなかったコンビニの大きなおにぎり
深谷シティハーフマラソン
2月22日、世間は猫の日ですが、私はマラソンです。
翌々週にフルマラソンを控えているというのに申し込んでしまいました。
近いし盛り上がるし、富岡で一緒に出たKさんとまた一緒に走れるし。
まあ実は申し込んだ時には3週間後がフルだと思い込んでいたんですよね。あまりテンションが大丈夫ではない。
それはそれとして、申し込んだ以上は無茶はせずとも力は出し切って、ちゃんと楽しんでこようと思いました。


1月末頃から持病の低体温症が悪化していて体重が増えていたり、前日の睡眠がいまいちだったり、朝飲まないといけない薬を飲み忘れて途中で一度家に帰ったり、車にタグを置き忘れて取りに戻ったり、会場でも朝排便失敗して結局腹に一物抱えたまま走って腹痛になったりと色々あったのだけど、晴天に恵まれたのと、コースの平坦さ、沿道の応援に恵まれて、どうにかこうにか怪我することもなく富岡よりは良いタイムでフィニッシュできました。
際どいタイミングでトイレに行ってしまったので最後尾スタートだったのですが、道路が広かったのでスタートロスは意外と少なく1分59秒。
スタート地点でワイナイナさんを見ました。
今回は神経質なペース管理をあえて放棄して、ごく普通に前半は無理なく抑え、後半は行ける限り行く、みたいな心理的負担の少ない配分でやってみました。
結果からすると、後半上げきれず&終盤粘りきれずという感じで、やっぱり時計ちゃんと見てペース管理した方がいいみたい。
10kmの給水所で持病の頓服薬を飲む予定だったのだけど、ウエストポーチの隙間みたいなところに引っかかって、コースの脇に退いて50秒ぐらい探し続けるみたいなロスをやらかしました。
ポーチの中身を取り出すときの、どこに何があってどうのこうのみたいなのをちゃんと事前に整理整頓してないとこういうことをやらかすと教訓になりました。
最後尾スタートしてしまったので、先に行った人をあとで抜く、なんてことは今回はありません。最初から抜いてばっかりです。
道はとても良いのだけど、参加人数が本当に多くて、人が途切れる場面が最後までなかったです。だいぶジグザグに走る羽目になりました。
気温はこの時期にしてはかなり高く、かなりカラカラになりました。給水あと2つぐらい多く置いてくれれば助かったのになあと思いつつも、これは運営の負担が相当増えることなので仕方ない。例年の気温だと大丈夫なところのはずですからね。
中盤からペースを持ち上げきれず
私がひーこら言いながらフィニッシュして4分後にKさんもゴール。グロスでも2時間切り達成で自分のことのように嬉しいです。
ちなみに、弊社とKさんのいる会社と両方つきあいある会社にSさんというこれまた市民ランナーが居て(この人は別に元実業団とかではないけど、富士登山競走とか出ちゃうばけもん)、6km地点のところで応援してくれました。私まったく気づかなかったのだけど、Kさんはちゃんと気づいたらしい。
今回の主役はKさんだね。
大会自体も、深谷の町の規模からするとものすごい盛り上がりで、出店には野菜直売所とか色々ありました。参加賞のTシャツとは別に、完走した人には煮ぼうとう一杯プレゼントです。
煮ぼうとうは渋沢栄一が帰郷のたびに食べていたと言われている深谷名物で、山梨のほうとうとは違う、野菜がたっぷり入った平べったいうどん(コシがある)です。渋沢栄一生家近くの煮ぼうとう屋さんでは安くて美味しいものが食べられます。
今回は希望者には大量のねぎトッピングサービスもありました。最高。
煮ぼうとう
3レース申し込んで
・よかったこと
意識をランニングから切らさないようなモチベーションを保てた。
特にレースになると、同じ趣味の人々が多く居ることを定期的に実感できるのでよかった。
毎週とかではないので、ダレることもなかった。
結果が出た!
・よくなかったこと
レースに向けての調整を頻繁にすることによって、一番の課題であるはずのポイント練習の回数を抑えないといけないという機会損失があった。
ハーフをもってロング走にあてるという感じになってしまい、30kmロング走が1回しかできなかった。
さて、次の目標は静岡マラソンです。
もう調整期間に入りました。作戦そのものはぐんまマラソンの時とだいたい同じで、この冬の練習で全体的な底上げが出来ていることを信じつつ頑張ります。