お世話になっております。大宮部屋の大宮です。
静岡マラソン2026に参加しました。本大会は前泊しないと厳しいとはいえ、車での遠征圏内、評判の良さや時期の良さなどもあり、一昨年昨年のかすみがうらの代替(あといつも落選する東京マラソンの代替)としてエントリーです。
まずは結果からドン!

さすがの高速コースということもあり、これまでのPB(ちばアクアライン2024)の4時間23分42秒を17分4秒更新してぶっちぎりのベストとなりました。
いやあ、前々からガーミン君からは「おまえ絶対4時間そこらでフル走れるって!」みたいな評価が出てたのですけど、まあそこは実際にタイムが出てみないと。
ポジティブな要素、ネガティブな要素洗い出しながらふり返ります。
冬の過ごし方
「つらくない巡航速度」の向上
ぐんまマラソンの後、インターバル走を多めに練習に取り入れました。
このあたり、ジョグやペース走の時に少しは実感があったものの、確実に効果を覚えたのは1月18日の東京赤羽ハーフの時だったように思えます。
疲労はちゃんと抜く
ハーフ3回というスケジュールもあり、慢性的な怪我とかやらかすと厄介だし楽しくもならないので、合間での疲労抜きはきっちりやりました。
ロング走(30km)は1回だけしかできなかったのだけど、まあこれは夏場の夜明け前なんかでもできることだし。
大きなブランクを作らない
冬は全体的に全てがしんどいのですけど、走ることはやめなかった。
前日まで
宿
静岡近辺はどこも満杯。カプセルもだめ。
そんな中、三島のビジネスホテルが1部屋だけ空いていたので滑り込みで予約を決めました。このご時世で奇跡的に安い。何かあるのかもと思ったけど、まあいいやの精神で。
三島から静岡は電車で60分かかってしまうので、当日朝は興津まで車で移動して、走り終わった後の負担を極力少なくする作戦にしました。
天気
予報では前日(7日)雨だったのですが、早朝時点でもう上がっていました。
7日は気温が上がり、本番の8日は晴れても気温が上がらない予報。理想的です。
西伊豆観光
あちこち歩き回る観光はあまりよろしくないと思い、全て車でアクセス可能な場所へ。
天城越えがエンドレスで流れてる浄蓮の滝へ行ったのですが、滝壺前まで行くには石段を200段降りないといけないらしく、泣く泣く諦めました。普段なら余裕だけど、翌日のフルマラソンを控えてこれはよくない。
その後に行った展望台は駐車場すぐで、駿河湾越しの富士山がよく見えて非常によかった。

カーボローディング
これは大成功でした。イトーヨーカドーで「こんなに食べるかぁ?」と思えるほどの弁当やおにぎりを買ったのですけど、翌朝分を残してしっかり食べられました。
睡眠
8時20分号砲で荷物預けの時間など考えると3時起きがベストと考えたため、18時就寝にしました。
9時間眠って、12時間以上経ってからのスタートならば睡眠薬の影響も残らないので大丈夫。普段は入眠に苦労するところなのですが、ホテルのベッドは寝心地も良くあっさり就寝。ここまでは理想的です。
そしてアラームが鳴る前にすっきり起床。時刻は21時。21時!?
体の疲れとかすっきりとれてるのに3時間しか寝てない? どういうことだ?
普段は入眠困難だけで、早朝覚醒も中途覚醒もしないタイプなのですけど、この日に限っては中途覚醒で再入眠ができないという謎現象に見舞われました。
遮光カーテンを閉め忘れていたんですね。で、夜になるとホテル隣の店舗の看板から光が差し込んでくるという。起きてしまったのはこれのせいかも。
再入眠できないまま23時頃までどうするどうすると悩み、結局頓服で眠剤を追加投入です。24時には再就寝できて予定通り3時起床。
眠気の残りはないのだけど、代謝には不安を抱えたままの朝となりました。
当日朝
途中苦労したものの排泄はどうにかうまくいって、移動も滞りなく。
駿府城公園は広く、スタッフも非常に多く、迷ってもすぐに教えてくれて本当に助かりました。トイレも混んでなかった。

12000人ぐらい参加してスタートブロックは7つあるのだけどウエーブスタートはなし。スタートロスを頭に入れての時計運用になります。
待っている間は寒さに備えて透明な45リットル袋をポンチョ風に改造したものを被っていました。袖を付けたのも正解だった。
スタート、そして試練
ここで今回のレース最大の試練が来ました。
整列したのが早すぎたんですよね。整列前に排尿したのはいいけど、整列中のスタート少し前の時点でまた尿意がやってきました。
体感からして、再吸収したらダメなタイプの尿意です。昨晩飲んだ薬の代謝物(毒)が含まれてるやつだ。
今になって思えばスタッフに言って列を抜けてトイレに行って、最後尾スタートすればよかったのかもしれないのですが、結局そのままスタートして、4km地点付近のトイレに並んで3~4分(1分程度は休憩と見なせるから純粋なロスは2~3分)止まることになりました。
2km地点付近の小規模店舗さんもマラソンに協力してくれていて「トイレあります~! でも混んでます~!」なんて案内してくれて、本当にありがたいと思いました(ここにも一度並んだけど、列とキャパを見てすぐ離脱した)
従来の、11km地点付近までをキロ6分10~15秒程度に抑えてそこから上げていくというプランが崩壊です。
トイレから出たらサブ4.5ペーサー(6分23秒ペース)の集団にも抜かれ、後ろから来た初マラソンっぽい感じの集団の混雑に飲まれました。
中盤まで(中間点から安倍川へ)
混雑でぶつかりそうだったり速度がうまく調整できなくてまずいなと思ったので、ペースを上げて、どうにか11km地点で4.5のペーサーを抜き、そこから5分30秒ぐらいの巡航に入りました。
スタートロスの5分強とトイレストップのせいで最初の5kmは40分かかってるのだけど、その先は5kmラップが27分台。私の地力からしてこれは後半落ちる。ポジティブスプリットになってしまう。ペースを落とすかどうか迷いどころです。
安倍川堤防に出てからは風は弱い向かい風だったのですが、下り基調もあいまって自然とペースは5分30秒程度の巡航に。
もしかしてこのまま淡々とイーブンで走れる? 終盤に脚残るかも?
中間点のタイムはネットで2時間3分台。トイレロスを除くと2時間! やっぱり速い。これは危うい、けどもうここから落とす理由はない。粘るしかない。
それはそれとして、楽しみにしていたエイドです。安倍川もちですよ。めちゃくちゃ美味しいね。本場だからという理由よりも、20km以上走っている最中だから美味しいんだよね。
エイドの構造も良くて、カーブでの誘導も分かりやすくて本当に良い大会です。
沿道からだけじゃなくて、エイドの人たちからの応援もあたたかくて助かりました。
後半(国道150号いちごロード)
安倍川を再度渡って海沿いのバイパスへ。昔カブで旅行してた時に気持ちよく走った場所です。ここを自分の脚で走ることになるとは全く想像しなかった。
晴天で景色は最高に良く、右を見れば昨日行った伊豆半島を奥に望む駿河湾。左を見れば富士山。これは元気が出る。
ここからのエイドでは安倍川もちに加えていちごももらえるところがあり、全部とりました。甘くて瑞々しくて美味しいんだこれが。
27km近辺でぶち込んだカフェインジェルで疲労を麻痺させながら淡々と走ります。5分30秒はまだいけてる、いけてると思いきや、じわじわと落ちてきました。
高架でどこかを超えるとき、道路にかなりバンクがついていて体の片側に負担がかかるのがきつかった覚えがあります。
このあたりから、右腿の裏の筋肉が「裏切っちゃおうかなぁ」なんて言ってきます。おのれ。
とはいえダッシュしているわけではないのです。特に根拠はないけど、大丈夫だからと頑張ります。
ペースはじりじり落ちていくけど5分40秒~50秒はどうにか保てています。このままならおそらく当初の目標たる4時間13分12秒(平均キロ6分)はいけるでしょう。あとはどこまで4時間に近づけるか。
34km地点から36km地点は、35km地点で折り返すスライド区間になります。
ここの入りの時に道路の反対側で応援している人から「サブ4だよ! サブ4決めるよ!」という声が聞こえてきました。4時間ペーサーも見えました。時刻は11時45分。
ええとつまり、2km先を走ってる人は残り35分でグロス4時間。
うーん、追いつくのは無理。というか、スタートロス分の5分30秒を足してもこれは無理かあ。仕方ない。
でもあれはいいなあ。うらやましい。ひりつく展開だねえ。私も次はあっち側にいたいものです。
終盤~ゴール
折り返してラスト、ゴールの清水駅へ向かいます。
風はおおむね追い風だったものの、市街地に入ると細かいアップダウンが脚を襲います。つまづいてこけそうになる人とかも居て、やっぱりフルマラソンは大変だ。
心肺的にはともかく、筋肉的にロングスパートするだけの体力は残っていなかったのですが、同じぐらいのペースで走っていたおじさんから声をかけられ、しばし雑談しながら併走しました。だいぶ気力面で助けられました。
先方はすでに筋肉に裏切られている状態で走っていたらしいです。なるほど本来はもっと速く走れるのだけど、脚をひどくやってしまうとだめだからゆっくり走って会話する余裕があるのね。
私ももう自己ベスト確定してるし、サブ4は無理だし、怪我しても仕方が無いので、体がいける限り淡々と頑張ってゴールしました。


帰り
ゴール地点からそのまま、チップ返却やら参加賞受け取りやらの諸々の導線が見事で、あっという間に清水駅のプラットフォームです。凄すぎるんですけどこれ。
私は途中でよろけてこけそうになったけど。
帰りは目論見通りみんなと反対方向の列車、そしてすぐに車へ。
東名上りの混雑を避けて一気に厚木まで走ってしまおうか迷ったのだけど、心身の回復を優先して富士市内で食事と温泉を済ませました。
結果、通常の交通集中ではないものの、事故渋滞に巻き込まれてだいぶしんどい目に遭いました。こういうこともある。
ノロノロ進む渋滞中に隣車線にいたMT車(シルビア)のにーちゃんがずっとぶおんぶおん言わせてた。側面にゼッケン貼ってたので「おお、君もレース帰りか」とちょっと親近感が湧きました。
レースをふり返って
8時20分スタートという暑さを避ける設定。コースの楽しさ。誘導や運営のスムーズさや丁寧さ。エイドの配置。ペーサーの配置。街の人の協力。ラップタイムやネットタイムの計測。何をとっても最高の大会。そして当日の完璧な天候。これは自己ベストの人が続出して当然かなと思えました。
外的要因によるロスは完全にゼロ。
内的要因については色々あるけど、トイレロスについては早めの排出が正解だったはずなので、あれも致し方ないかなと思えた。
見えやすい形で成果が出たので、ランニングへのモチベーションもまだまだ保てそうです。
夏の過ごし方
痩せる
当たり前ですがマラソンは体重軽い方が有利です。病的な痩せ方とかしてないかぎり。
昨年夏は事情によるブランクで太っていたのですが、普通の生活に戻すだけで一応ある程度は落ちました。
ある程度よりもさらに痩せるためには、体質の問題に取り組まなければ。
元々の低体温や持病の薬の副作用や、あるいは内分泌系の問題や、筋トレで基礎代謝上げようにも筋肉痛が抑うつ症状に変わる謎現象やら、そういった医学的要因をなるべく早く潰していきたい。
今月末から立て続けに、人間ドック、脳ドック、甲状腺エコーなどを受診予定です。
練習の継続
夏なので暑さに適応して、やることは今後も変わらないかなあと。怪我には気をつけよう。
次回
さて、次のフルは11月のぐんまマラソン(2度目)を検討しています。
半年以上先なので、何か刺激がほしいところではあるのですが、例えば早朝にロング走して自分の走力確かめるとか、そんなところかなあ。















































