大宮部屋ブログ

VR大好き大宮部屋です

声に関する自主練を1年続けた

お世話になっております。大宮部屋の大宮です。

2021年4月4日から2022年3月27日にかけて、日曜20時に定期的に発声に関する自主練会を開いていました。
52週で2回休みがあったので、50回という節目で一端の閉幕ということになりました。

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声の自習室にて、信頼する仲間達と

内容は火曜の声質研究会でやっていた声練の基礎部分と、その他声に関する情報交換、あと単に遊ぶといったところで、声研Discord参加者の方なら「ああ大宮さんが日曜やってたあれね」と思ってくれるやつです。
毎週のように来てくれて、そこから一緒に遊んだりして友達になってくれた仲間達をはじめ、一度二度来てくれてアドバイスをくれて私たちにとっての糧にしてくれた声練習の先輩たちには、数え切れないほどの感謝をしています。

発声はスポーツです。スポーツには基礎練習は欠かせません。
会を始めた当初の最大の目的は、自身の基礎練の習慣化でした。
一緒に練習してくれる人を募ったのも、お互いがお互いにとっての(どちらかといえば人の存在が私にとっての)練習習慣化の助けになればという気持ちでの行動でした。
もう一つ、真ん中に立って号令を掛けながら練習の進行をやるという舞台度胸を鍛えたいという気持ちもありました。

声に関して様々な知見が聞けたり、私自身がオタク的に発声の仕組みや喉の組織に関する興味を持つようになったり、何より声の話をガンガンできてなお声以外の部分でも遊んでくれる友達が出来たことは、それはそれは望外の結果でした。そしてまさか、この場を続けてきたことが人から感謝されるなどというのは、望外も望外という結果です。
やること自体はほぼ声研からのスピンアウトだし、用意したワールドも簡素なもので十分だから過去に勉強して身につけていた自分の知識からすると大したものではなかったので、大きな負担なくやってこられたと思っています。

1年経ってみて、習慣化には成功し、友人もできて、ほんの少しながら進捗もあり、まだまだ私や参加者にとってプラスの大きな場だろうなという自負はありました。
ですが、こういうのは何かがあってハードランディングする前に緩やかに畳んだ方が良いのです。
拘束時間自体はさほどではなくても、時間帯拘束というのは他の予定をそこそこ圧迫します。また、号令を掛けて「よし、やるよ!」と言ってから1時間は私はシャッキリとしていなければなりません。
得られるリワードに比べたら大したコストではないのですけど、今後何らかの外部要因によって心身への負担が来たときに、コストの合計量がリワードを一定期間上回る時がおそらく来るでしょう。
そうなったとき、私が友人達に対して押しつけがましいようなことを言ったりしないだろうか? そんなことはまず言わないだろうとは思うのだけれど、心身の不調下における行動というのは自分でもなかなか読めないものです。だからこそ、今のタイミングで畳みました。

常連の友人達にはその場で謝意を伝え、今も縁は切れることなく楽しく付き合えています。
ありがとう。これからもよろしく。