大宮部屋ブログ

VR大好き大宮部屋です

VRChatでやってきたこと(クソ長い自己紹介)

大宮です。お世話になっております。
Twitterのプロフ欄に「VRChat絡みのことを少しずつつまみ食いして楽しんでます」と書いていますが、あまり具体的ではないのでここにまとめておこうと思いました。

概要・リンク

VRChatのID OOMIYA
Twitter https://twitter.com/OmiyaAlice
BOOTH: http://oomiya.booth.pm ←作った小物モデルを頒布してます

私自身について

VRHMDを被る体験自体は、2017年8月にネットカフェでキズナアイちゃんの動画を楽しめる360channelというものが初でした。ハードウェアはFOVEでした。
VRChatを知ったきっかけは2017年末頃のミライアカリさんやねこますさんの動画から。同じような人は多いかと思います。
デスクトップモードでプレイを始めたのは2018年3月11日。6日後の3月17日にVRモードになりました。トラッカー3個も直後に注文したのですが、品薄のため入手はその3ヶ月後になりました。
遊び方の変遷については別記事にてまた書く予定です。

作った3Dモデル

小物は随時作っていますが、アバターとして作った人型モデルは1体です。
非人型のアバターも思い入れがあるので、ここで一応触れたいと思います。

マジシオ

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マジシオ
初めてのモデリングはこの塩でした。
目の前にアジシオがある状態でモデリングをしているわけですが、blenderの操作は解説本一つだけ(当時は「ワニでも」の存在も知らなかった)、そして絵や造形の経験がないままかなり歳を食ってしまったときている。
それでも、新しいものに触れて気持ちが高揚していたんですね。気合いでやってやりました。40時間ぐらいかかったと思います。
今開いてみるとむちゃくちゃですね。面が三重になってたり、蓋の回転でリップシンクを作ろうとしてなぜかクオータニアンになってて結局断念してたり。
それでも何より、ラベルに書いてあるネタがネタとして受けたことは、自分が創ったものが評価されて報われたという大きな経験になりました。

大ノ宮

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大ノ宮
blenderに慣れてきたところで、満を持して人型のアバターを作り始めました。2018年8月25日に始めて、2019年3月25日に完成。7ヶ月かかりました。途中で滞る日々はあったものの、よく投げ出さなかったものです。
もう少し気合いを入れて睡眠削って必死になれば4ヶ月ぐらいでできたかもしれません。しかし、健康を損なっては活動を楽しむという最も大事な目的の方が達成できなくなってしまうのです。
制作にあたっては小咲南緒さんの講座が本当に力になりました。他にもKiさんが時々放送してくれていたモデリング生も大いに参考になりました。

この子は見ての通り(見て分かるのか?)、力士っ子です。
私の四股名として「大ノ宮」と名付けたつもりでしたが、結局はこの子に自分の魂を託すつもりになれず、大宮部屋の一番弟子である大ノ宮という位置づけになりました。
うちの子はあまり可愛くありません。私から生まれたのだから仕方がない。それでもうちの子なので愛しているし、よくぞ我が手から生まれてくれたと思うんですけどね。
アバター自作交流会に行った際に、このポリゴンの塊が「人である」「女の子である」「まわしを履いてるから力士だ」と認識されるというハードルを越えたときの喜びというのはたまらないものがありました。kawaiiなんてずっとずっと高いハードルのことは、今後の自分と相談ですね。
これが2ヶ月で終わるような人なら、次回作にとりかかってもっとkawaiiを、もっとハイクオリティを、となっていくのでしょうけれど、うっかり健康を損なって死ぬとまずいのでマイペースでやってます。

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ポニテはマゲの親戚のつもり。リボンの綱模様と飾りは、雲竜型の横綱を模しています。

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9月頃の進捗、人体の構造について考えたこともなかったので苦戦した
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10月頃にようやく形になって
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11月頃にウエイト塗り
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12月頃にマテリアルの設定など
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1月頃、サブスタンスペインターは偉大
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2月頃、シェイプキー作り
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3月に完成

完成後は普段使いアバターだったエルシーちゃんを卒業するつもりでいたのですが、kawaiiで居たいという自分の欲を優先して、エルシーちゃんを継続することになりました。

作ったワールド

Dohyo

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土俵
土俵です。作り始めたのは2018年5月上旬で、Public化は2018年8月1日。
VRHMDを被ってみて衝撃だったことに「何メートルの大きさの物体が、何メートル先に、どのような形で見えるのか」が、現実での視界ほぼそのものだったことがあります。
VRChatでは自身がモデリングした物体を持ち込んでワールドに設置することが可能だというのは兼ねてから聞いていたので、見慣れていて寸法や仕様が分かっていて、そして自分自身が懐かしむことのできる物を選びました。

土俵や軍配のモデリングBlenderで行っています。
基本的なワールドの作り方、モデルのインポート、アセットの導入、オーディオソースの扱い、トリガーの仕組みなどを学びながら作りました。
現在はアップデートを経て、Oculus Quest版にも対応しています。その際に大幅に軽量化もしました。

土俵のモデリングも含めて制作期間はおよそ3ヶ月でした。
私としてはわずか3ヶ月でこんなものがよくできたと自分を褒めることができ、人生の後半戦を生きていく上での希望になりました。

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フルトラになって最初にやりたかったのがここで四股を踏むこと
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もうちょっと足が開けばいいんですけどね(大ノ宮の出来の限界)
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塩を投げることもできます

Elsie Estuary Avatar World

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Elsie Estuary Avatar World
後述の、第二回エルシー・イステアリちゃんアバター交流会における会場として制作しました。
アバターはttasaさんがアップロードしていて、ワールドは私がアップロードしています。二次創作という性質上あちこちに触れ回るのは控えていますが、ぶっこ抜きや非権利者によるモデルのアップロードが度々ある世界においては安心できるアバターワールドの一つであると思っています。
中央の金ぴかエルシーちゃん像は太陽の動きに合わせて回転します。アシガバードニヤゾフ像みたいな感覚です。

使ってきたアバター

謳歌ミコちゃん第二形態(キツネツキさん作)

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謳歌ミコちゃん第二形態・牛柄改変
2018年3月から6月頃まで使用していました。Blenderはほぼ理解できていないまま、テクスチャファイルを編集して色や模様を変えることと、unity上でダイナミックボーンをはじめとするコンポーネントの扱いについて学びました。
この姿ではかなり活発に動き回っていたのですが、英語圏ばかりに行っていたので、現在の日本人のフレンドにはあまり認識されてないかもしれません。

エルシー・イステアリちゃん(ttasaさん作)

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エルシーちゃん(小) この姿で初めてお目にかかった方は多いと思います
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冕冠を被っているところ この姿で会った方も多いと思います
2018年6月頃から2019年6月頃まで使用していました。
アークトラスちゃんに始まる3Dモデル販売の流れが始まるまでは、配布されているモデルのうち、キャラクターの権利的に問題がなくかつ明確に作者がVRChatでの使用について許可を出しているモデルを順々にコンバートして導入を試すということをやっていました。

その中で比較的導入がうまく行き、容姿にも満足がいった(特に頬の造形)のが、エルシー・イステアリちゃんでした。
その後も使い続けることになった一番の理由は、ttasaさんご自身から「使ってくれてありがとうございます」というリプライをもらったことなんですけれど。
当然ながら「ありがとう」はこちらの台詞です。そりゃあ驚いたし、何か報いていかないとなあと思ったものです。そして、それは後のイベント開催へのモチベーションへと繋がっていくのです。

エルシーちゃんを通しては、シェーダーの選び方や設定の仕方、Blenderで作ったアクセサリの付け方、AnimationやEmoteの使い方などを学びました。

レミーちゃん(寺井さん作)

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頬のぷっくりした造形がとても好み
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そしてやっぱり冕冠をかぶせてしまう
2019年6月頃から2019年10月頃まで使用していました。
作者の寺井さんとはきんいろモザイクファン繋がりで、だいぶ古くからTwitter上で程々に浅く付き合いがありました。
レミーちゃんは色改変するとローゼンメイデンの真紅っぽくなるということに気付いて、それが楽しくて導入していたのですが、ちょうどその時期にエルシーちゃんの新バージョンの導入に失敗していたこともあって、そのまま移行したというのがおおまかな経緯です。
もう一つ理由もある(決してネガティブなものではない)のですが、それは別記事でそのうち書きたいと思います。

レミーちゃんを通しては、キッシュちゃんの素体を購入してすげ替えをやったことによって、コスプレが大いにはかどりました。

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キッシュちゃん使いがこれまで楽しんできたことを周回遅れで大いに楽しみました

ラポラポちゃん(寺井さん作)

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かわいい
2019年10月頃から2020年3月まで使用していました。
ケモミミを有するのは久しぶりだったので自分に馴染むのか分からなかったのですが、何ということもなくその可愛さにやられました。
フルトラ性能が良くて、SilentClubなんかでとても楽しく踊れています。

大宮専用アバター(寺井さん作)

2020年3月から使用しています。寺井さんに依頼して作ってもらった専用アバターです。

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大宮専用アバター
理想を詰め込んでもらいました。

主催したイベント

エルシー・イステアリちゃんアバター交流会

私の初主催イベントです。2018年11月9日に開催しました。
長らく使わせてもらっているエルシーちゃんとttasaさんに対する恩返しの気持ち、それと、VRChatに居るエルシーちゃん使いの同志たちと話したいという気持ちで催しました。
多分みんな似たような思いはあっただろうと思うのですけど、日時を決めて告知を打ってとなると、自分が仕切っていいんだろうかという不安はつきまとうもの。でもまあ、頑張りました。
お話も盛り上がり、開催してよかったと心から思えたイベントでした。ttasaさんときぼうころねさんがプリンセスティアーズ原作の話で盛り上がっていたのが印象的でした。
イベント後にプリンセスティアーズ原作者の35HRさんからリプライをもらえて嬉しかったのもよく覚えています。
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エルシー・イステアリちゃんアバター交流会2

2019年4月21日に開催しました。第一回の時の体験もあり、エルシーちゃん使いもまだまだ健在ということで、第二回を企画しました。
ワールド作りに少し自信がついてきて、専用ワールドでイベントを開催してみたいという気持ちもありましたし、エルシーちゃんのアバターワールドを作りたいという気持ちもまた後押ししました。
前回来られなかった人も来てくれたり、ttasaさんの設定話が聞けたりしてとても楽しかったです。
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平成最後の昭和の日に昭和を語る集会

2019年4月29日に開催しました。30日に「さようなら平成集会」が開催されるということから、フレンドのNakaYoshikawaさんの「対抗して昭和の日に何かやろうか」という一言があっての開催となりました。
昭和の年表を用意して即席のワールドを作り、昭和の出来事について色々と語りました。
遊びに来てくれた人たちの中では、やっぱりリアル昭和勢が元気づく様子が見ていてとても楽しかったです。
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